検査内容 | 費用 | ||
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肺検診 | 肺活量測定(スパイロメトリー) | 500円 | |
心電図検診 | 一分間心電図検査 | 500円 | |
動脈硬化検診1 | 血圧脈波検査 | 500円 | |
動脈硬化検診2 | 頸動脈IMT計測(超音波) | 500円 | |
動脈硬化検診3 | 腹部大動脈径計測(超音波) | 500円 | |
睡眠時無呼吸検査 | パルスオキシメーター | 500円 | |
各種採血検査 ※さいたま市特定機能項目 |
心臓(心筋梗塞)・膵機能検査 | 各500円 | |
貧血検査 | 脂質検査 | ||
腎機能検査 | 肝機能検査 | ||
尿検査 | 血液型検査 | ||
糖尿病検査 | 心不全検査 | 各1,000円 |
受付時間:9時〜16時(予約不要)
検査費用:各検査500円〜(税込)
所要時間:5〜10分
検査受付:受診伝票にご記入して頂き、1階受付にてお申し込みください。
検査場所:2階検査室
・ 医師の診察はいたしません。
・ 保険証は不要です。
・ 診療時間内に行っておりますので、お待たせする場合がございます(午後の方が比較的空いております)。
・ 脂質・糖尿病検査は食後8時間あけてください。
・ 心電図検診・採血検査の検査結果は後日郵送となります。
・ 15歳未満は受付しておりません。
・ 睡眠時無呼吸検査は、当日の機械の空きが無い場合はご予約となります。
心臓は全身に血液を循環させるため、常に拡張と収縮を繰り返し、これによって1~3ミリボルトの活動電流を発生しています。
心臓の筋肉は刺激伝導系という連絡路によってコントロールされており、「洞結節」というペースメーカーがあります。
ここから電気信号が「房室結節」さらには心筋全体「右脚・左脚」に伝えられ規則的な心筋の収縮が起こります。
電気信号が心筋を通過する状態を読み取って特殊な波形で表すのが心電図です。
心電図検査では、心臓が規則正しく脈を打っているかどうかがわかります(心拍数は安静時で60~100/分が正常)。
心臓のリズムが乱れる「不整脈」と呼ばれる病気の発見にはとても役立つ検査です。
また胸が痛くなる「心筋梗塞」や「狭心症発作」の時には心臓内の電気的活動にも異常が生じますので心電図診断が役立ちます。
心電図は「P波」「Q波」「R波」「S波」「T波」から成り立っています。心臓の活動が正常な場合は、それらの波形は規則正しく均一です。
一方異常がある場合は波の形がくずれたり、異なった波形が生じてきます。
成人の検診での各心電図異常については下記ののPDFでご確認ください。
kensa201607shindenzu.pdf
動脈の硬さや詰まり具合、血圧のバランスを調べる検査です。
皮膚で触れる動脈の拍動を電気的、機械的に波形に描いたものが脈波です。
この脈波を異なる2点で測定し、血管を伝わる速さをみる検査がCAVI(心臓足首血管指数)です。
動脈が硬い場合は動脈壁による拍動の吸収がされにくくなり、脈波の伝わりが速くなります。
一方のABI(足関節上腕血圧比)は腕(上腕)の血圧と足関節の収縮期血圧の比を測定します。
健常な人の場合、足関節の血圧は腕の血圧より高くなりますが、動脈が細くなり血流が悪いと低くなります。
2つの血圧を比較することで足関節にいくまでの下肢の動脈が閉塞していないかをとらえることができます。
CAVI
動脈の硬さの程度を表しています。年齢が高くなるに従ってCAVI値は高くなります。
正常範囲は8未満です。
ABI
足の動脈の詰まりの程度を表しています。
ABIの値が低くなるに従って、狭窄や閉塞の可能性が高くなります。
標準値は0.91~1.3です。
首のやや横側を走る頸動脈を超音波によって画像化し、頸動脈での血管の変化や動脈硬化の進み具合などを診る検査です。
頸動脈は首の皮膚のすぐ下を走行しているため検査しやすいのが特徴です。
右図の黄色で示した血管(総頸動脈・内頸動脈・外頸動脈・椎骨動脈)の血流状態や、動脈硬化の程度がわかります。
また心臓から脳へ血液を送り出す主要な血管ですから、頸動脈の動脈硬化は脳の動脈硬化がどの程度進んでいるかを知る手がかりにもなります。
動脈硬化の指標として内中膜複合体(IMT)を計測します。厚くなっていたり(1.0mm以上) 、ボコボコして不整になっていたりすると動脈硬化が進んでいる可能性があるといわれています。
また頸動脈の血管内腔に動脈硬化が起きていると、プラークといって脂肪を主にしたかたまりが見られます。高度な狭窄がわかれば精査が必要です。
動脈硬化が引き起こす病気の中に腹部大動脈瘤があります。
腹部大動脈瘤は、お腹の中心部を走っている大動脈がこぶのように膨れて大きくなる状態を言います。
破裂してから手術をしても死亡率は50%を超えます。
腹部超音波検査によって、大動脈に血栓や石灰化などの動脈硬化を早期発見し、動脈硬化が進行して大動脈瘤になるのを予防します。
腹部大動脈の状態を検査することが出来ます。
左図は正常の腹部大動脈です。動脈は平滑で蛇行もありません。
右図は腹部大動脈瘤です。
動脈がコブのように膨れてしまい、大動脈壁には血栓と呼ばれる血の塊がはりついています。
採血検査結果の見方については下記のPDFでご確認ください。
kensa201607saiketsu.pdf