
和温療法とは
和温療法とは、「和む・温もり」の治療方法です。遠赤外線乾式サウナ治療室で全身を気持ちよく温める効果をことで、爽快な発汗をもたらし、気分・食欲・睡眠・便通を是正し、難治性心不全、難治性潰瘍、慢性疲労症候群、慢性疼痛などに優れた治療効果が認められます。当院では、「慢性心不全」や「末梢動脈疾患」の方に対して、保険適応で和温療法を実施しています。詳しくは心臓リハビリテーション科までお問い合わせください。
和温療法のお問合わせ
医療法人社団幸正会 岩槻南病院 心臓リハビリテーション科
048-798-2001
住所 〒339-0033 埼玉県さいたま市岩槻区黒谷2256
岩槻南病院 和温療法室

15分間均等加温

30分間安静保温

水分を補給
室内を乾式遠赤外線で50~60℃に保ち、15分間お体を均等に加温します。その後ベッドに横になり、
頭から全身をタオルなどで被い30分程温度を保ちます。保温終了後、発汗に応じて水分を補給します。
痛みや副作用はほとんどなく、優しい治療法です。
和温療法の多彩な効果
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心機能改善
体を温めることで血管が広がり、心臓への負担が軽減され、血液を送り出す力が
整いやすくなります。 -

血管機能改善
血管がやわらかくなり、血流がスムーズになることで、全身の循環が改善しやすくなります。
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持斉血管新生
温熱刺激により血流が増えることで、細かな新しい血管が作られやすい環境が整います。
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免疫能の亢進(こうしん)
体温が上がることで免疫細胞が働きやすくなり、体の防御力が高まりやすくなります。
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リラクゼーション
心地よい温かさが緊張をゆるめ、心身のリラックスやストレス軽減につながります。
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自律神経機能改善
温熱刺激が交感神経と副交感神経のバランスを整え、睡眠・消化・血圧などの調整が
スムーズになります。 -

抗酸化作用
体を温めることで血流が改善し、細胞のストレスを減らす働きが高まり、
酸化ダメージの軽減が期待できます。 -

神経体液性因子の是正
温熱刺激がホルモンや神経伝達物質のバランスを整え、痛みや循環、気分の調整に
良い影響を与えます。
和温療法学会のご紹介
和温療法学会は、和温療法の普及と研究を進め、健康長寿への貢献を目指す専門学会です。治療の有用性を広く明らかにする取り組みを行っており、当院の丸山理事長も理事として参画しています。
和温療法学会のホームページより
和温療法は1989年に日本で開発された「笑顔溢れる癒しの治療」です。
世界に先駆けたオリジナルな新しい学会の設立に当たり、国内の学会で通常用いられる「日本」を割愛して、
単に「和温療法学会: Society of the Waon Therapy」と命名致しました。
和温療法は非薬物的・非侵襲的治療法で、患者の心身に優しい「和み・温もり」療法です。現在、日本をはじめ欧米の先進国では、臓器別診療が普及して病気の専門性が細分化しています。和温療法は全身の血管内皮から血管拡張物質(NO)を発現し、各臓器の機能を改善するとともに臓器を越えて全身的かつ全人的な回復をもたらす治療法です。すでに確立された臓器別治療と併用することにより相乗効果が期待されます。
和温療法に興味がある方は、和温療法学会のホームページをご参照ください。
和温療法学会理事長の鄭忠和先生からご指導をいただきました
和温療法の開発者であり、和温療法学会の理事長を務められている鄭忠和先生から和温療法について、
直接ご指導いただきました。約半年間という短い期間ではありましたが、実際の診療場面を見学し、適応症例の選択、
和温療法の細かな調整、鄭先生のご経験の一部を共有いただき、教科書では学ぶことができない実践的な技術を習得することができました。鄭先生から直接指導を受けたスタッフは、医師、看護師、理学療法士など多岐にわたり、岩槻南病院の和温療法の基盤を整えることができました。



和温療法学会理事長の鄭忠和先生のご紹介

略歴
1973年:鹿児島大学医学部卒業
1974年:鹿児島大学第一内科入局
1975年-1977年:東大第二内科研究生
1980年-1983年:UCLA/Wadsworth VA Medical CenterのResearch Associate
1982年-1983年:UCLA Assistant Professor
1989年-1998年:鹿児島大学リハビリテーション科講師
1994年-1996年:メーヨクリニックVisiting Scientist
1998年-2003年:鹿児島大学第一内科教授
2003年-2012年:鹿児島大学大学院 循環器・呼吸器・代謝内科教授
2012年-:獨協医科大学特任教授、和温療法研究所所長
2022年-:和温療法学会理事長
主な業績
心尖部肥大型心筋症の発見、心筋コントラストエコー法の開発
Tei index(総合的心機能指標)の開発、和温療法の開発
歴任
日本心臓病学会理事長、日本性差医学医療学会初代理事長
アジア太平洋心エコー・ドプラ会議理事長
Journal Cardiology(JC) および JC Casesの編集長
学術集会会長歴任
日本循環器学会、日本心臓病学会、日本心不全学会、日本超音波学会
日本心臓リハビリテーション学会、日本温泉気候物理学会、日本心エコー図学会、和温療法学会
受賞歴
1980 & 1981年:米国循環器学会Advanced Research Fellow
1982年:米国循環器学会 Senior Investigator
1982年:米国循環器学会Yong Investigators Forumで First Prize
1991年:日本医師会医学研究奨励賞
1996年:日本心臓病学会上田賞
2014年:日本心臓病学会栄誉賞
2022年:日本心エコー図学会吉川純一賞
著書
『なぜ微熱は体にいいのか 毛細血管が生き返る生活術』など
和温療法のお問合わせ
医療法人社団幸正会 岩槻南病院 心臓リハビリテーション科
048-798-2001
住所 〒339-0033 埼玉県さいたま市岩槻区黒谷2256